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無料ホームページ作成サービスを中心に展開し、スタートからわずか6年の間に累計480万ID規模にまで成長したという『魔法のiらんど』。業務の拡大にともない、本年4月には社名も“魔法のiらんど”に変更している。利用ユーザーは、10代中盤から20代前半が中心で、日記や掲示板、最近では『ケータイ小説』などのコンテンツが人気だそうだ。そんな若年層ユーザーに、「インターネットでショッピングする楽しさを覚えて欲しい」ということから始まったモバイル・ショッピング・サイト『魔法SHOP』で、『MailPublisher Smart』が利用されているという。

「もっとタイムリーに配信したい」という要望からASP導入を決意
累計ID数約480万人を誇る日本最大級のコミュニティサイト『魔法のiらんど』。同社のEコマースグループマネージャーの飯田氏によると、ここまでの規模になるまでに特にプロモーションを行ったことはなく、「『魔法のiらんど』に一人が入ると、そこの掲示板や日記に遊びにきた友達も使い始め、さらにその友達の友達も使い始める」といった、まさに“クチコミ”形式により瞬く間に広まっていったそうだ。携帯をコミュニケーションや情報交換の中心に置く高校生、大学生といった若年層にとって、携帯からでも無料ホームページを作ることができ、日記や掲示板といった機能を手軽に利用できる『魔法のiらんど』は、インターネットの入り口には最適だったのだろう。

最近では、日記や掲示板で自分の考えや思いを書くだけでは飽き足らず、もっと「自己表現したい」というユーザーが増加しており、『ケータイ小説』というホームページ上で自作の小説を発表するコンテンツが人気とのこと。『ケータイ小説』で発表された作品のなかには、書籍化され、4部作で約60万部というヒット作もあるとのこと。いまや『魔法のiらんど』はユーザー同士のコミュニケーションにとどまらず、流行の一端を担うサイトにまで成長しているようだ。

一方、同社ではこれらの若年層ユーザーに、「インターネットは安全で楽しいものである」と安心して利用してもらうために、サイト内を巡回・監視するセキュリティシステム『アイポリス』を導入するなど、他のコミュニティ・サイトよりも徹底した管理を行っているという。また、1年前には、インターネットを利用した通販をまだ経験したことのない若年層ユーザーのために、「安心して商品を購入できる、eコマースのファーストタッチ」となるサイト『魔法SHOP』をスタート。その『魔法SHOP』のメール配信に、最近『MailPublisher SE』を導入したそうだ。

元々同社はシステム開発を目的に設立されたため、メール配信システムも自社で構築したものを『魔法のiらんど』と『魔法SHOP』で共有していたそうだが、『魔法SHOP』にスポットで入ってきた商品を急遽配信したい時などに、『魔法のiらんど』の配信がかぶってしまうと、翌日に配信を延ばさなくてはならなかったという。「ビジネスチャンスをもっと生かすためにも、タイムリーに配信したいという要望が高まり、『魔法SHOP』だけで配信ができるよう、ASPを導入することにしました」と飯田氏は語る。

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作業工数が大幅に削減され、メールの内容作りに重点を置けるようになった
「実は、前職でも『MailPublisher』を使っていたんです」と飯田氏。すでに使い心地は経験済みだったが、今回のASPの導入に際して数社の製品を試してみて、「『MailPublisher SE』はインターフェースが最も整っていて、トータルで見ても使いやすく」、また「コストの面でも一番良かった」そうだ。実際に『MailPublisher SE』を使い始めてからまだ1ヶ月と日は浅いが、配信までの作業工数が大幅に削減され、メールの内容の見直しができるようになり、「もっと効率よく情報が伝えられて、もっと読んでもらえて、また読もうと思ってもらえるもの」を作る方に、ボリュームが置けるようになったそうだ。また、絵文字を多用する若年層に配信するメールマガジンなので、3キャリアの絵文字配信に対応している点が、「絵文字がたくさん使えるようになって、ビジュアル的にもきれいに見せられるようになって便利」とのこと。エラーメールの自動解析機能で、メールアドレスのクリーニングもしやすくなったという。

現在『魔法SHOP』では、『魔法のiらんど』ユーザーに多く見られるロリータ系ファッションや、パンク、ロック系のファッションを好む若年層に人気の商品を取り揃えており、これらの新商品情報を『MailPublisher SE』で週に1回配信しているとのこと。特にイギリスのブランド『ヴィヴィアン・ウェストウッド』の人気が高く、「高校生や大学生がアルバイトで稼いだお金で買うので、高いものは売れないだろう」という予想を裏切り、3万円のリングや8万円のバッグが売れていくそうだ。また、書籍化された『ケータイ小説』もネットでの取り扱いを始めたところ、「1ヶ月で順次はけていけばと思っていた在庫が、数時間で完売してしまった」という。飯田氏曰く、「『魔法SHOP』ユーザーの年代は、自分たちの好きなものに対して集中的にお金を投下する傾向がある」そうだ。

「eコマースをまだ経験したことのない世代が、安心して利用できるファーストタッチとしてのサイト」という『魔法SHOP』の当初の目標は早くも達成されたようだ。今後は『MailPublisher SE』の絞り込みターゲットへの配信機能を使って、「ロリータ系の商品だったらロリータ系のユーザーに、パンク系だったらパンク系のユーザーにと、セグメントごとの好みに応じた商品情報をピンポイントで配信することも考えている」と飯田氏。『MailPublisher SE』の導入は、『魔法SHOP』の次の展開に大きく影響していきそうだ。

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